アトピーは乾燥肌との戦いでもあります。
職場や学校で、粉のように皮膚が落ちる状態はとても辛いですよね。
肩のフケも気になるし、腰回りにも粉のように付いて、さらに強烈な痒みにも耐えて・・・結局掻いちゃって皮膚が剥がれて血が出て。
それがまたストレスとなり、発狂したくなります。
保湿はしているのに・・・。
医者で貰った軟膏も塗ってるし、これ以上何をしたらいいのか・・・。
そんな状態だったら、参考になると思いますので、この下からちょっと読んでみてください。
私の考え方や対策を書いておきます。
まず、肌が乾燥するということは保湿が効いていない状態ということですよね。
肌の水分量が足りない、保湿しても水分保有力が上がっていない、水分が蒸発してしまっている、肌を手で触ってみると弾力が無く固い。
皮膚はめくれあがっていて、ちょっと手で摩っただけで粉のように剥がれ落ちる。
掻いてしまったところは抉れていたりしていて、頭皮には大きい瘡蓋もできている。
とりあえず状況を把握します。
次に保湿の見直しです。
まず、どのタイミングで保湿するかです。
そのためには、いつが一番乾燥しているときなのかを把握することです。
朝起きたとき?仕事や学校へ行っているとき?寝ているとき?
それは、お風呂から上がったときです。
お風呂で水分を吸収して、乾燥した肌だと体重がお風呂上りに増えます。
普通は減りますけど。
そのくらい、水分が足りてないってことです。
その吸収した水分が、お風呂上りに一気に飛んでいきます。
湯気として出ています。
問題は、ここでお風呂で増えた水分以外にも気化熱で元々あった水分も蒸発してしまっているってことです。
だから、1番にここを食い止めないとなりません。
お風呂は全身をケアできる場所であり、リラックスができる時間でもあります。
しみるから辛いとか、温まると痒くなるからとか、そういうこともありますが知識があれば何をするとデメリットをメリットにも変えられるかわかります。
まずお風呂で温まると痒くなるというのは温度差による毛細血管の拡張。
それによって神経細胞が角質層近くまで伸び刺激に敏感になります。
温度も刺激になりますし、塩素も刺激になるので痒みが出ます。
しみる場合は、掻き壊しがなくても傷があるってことです。
乾燥してひび割れしていたり、シワが深くなって切れてたりしている可能性があります。
なので湯船で塩素の影響を減らして、逆に保湿できるようにするのには入浴剤が不可欠ですね。
低刺激・オーガニックで選ぶのはもちろん、保湿だけでなく油分も欲しいところです。
乾燥肌の場合、脂性でなければ殆どが皮脂不足です。
だから外部からの刺激からの保護や水分の蒸発を防ぐ皮脂の役割にもなる油分を含むエキスがベストですね。
なので私は
華蜜恋を1週間ピンポイントで使います。
華蜜恋は匂いは好き嫌いあると思いますが、保湿・殺菌だけでなく油分もあり保温力もあるので全身ケアには最適です。
家族で乾燥肌の場合、保湿剤だと家族分使いますが入浴剤は1回で家族分を賄えるところがコスト面の魅力ですね。
ただ、尋常じゃない乾燥肌の場合は保湿がまだ足りません。
お風呂で
みんなの肌潤糖を使います。
使う量は1袋の半分を2回で使っちゃうくらい使います。
まずは頭皮、シャンプー前が髪がベトつきにくいです。
でもシャンプーしても若干ベトつきが残るので、妥協点の問題になります。
そのまま顔と首まで肌潤糖、次に体も肌潤糖で保湿します。
体の感覚が鈍くなって、触るとゴムみたいな感じになってしまいますが痒みはこの時点でかなり緩和されていると思います。
シャンプーは
澡シャンプーを使います。
オアシスもいいのですが、痒みと掻いてしまったことによる大きなフケという感染症の状態を対策するためには、消炎作用や殺菌作用が少しでも高く保湿力があるものを選びたいからです。
うるおってや
ハーブガーデンといったオーガニックシャンプーもアリだと思いますが、あえてエタノール系が入っていないオーセルの澡を選びます。
天然ハーブの香りが強いのでリラックス効果もあるので、痒いことでのストレスも緩和されます。
お風呂上りは素早く拭き取ります。
なるべく擦らないで肌に刺激を与えないように注意です。
皮膚が薄いと、タオルで擦っただけでもダメージが大きいからです。
ここで、さらに肌を保護して水分を飛ばさないように
ホホバオイルで保湿します。
伸びがいいし、お風呂上りは肌の表面に水分が若干残っている状態なのでサササっと塗れます。
ベトつかないのもいいですね。
髪はドライヤーで乾かします。
感染症対策なので、必ず乾かします。
頭皮は肌潤糖とシャンプー・コンディショナーで保湿していますが、さらにホホバオイルで保湿します。
顔は通常洗顔石鹸を使いますが、保湿だけを考えるとオーセルの
ウォッシュフォームで上質な保湿に切り替えるのも1つの方法です。
ナノ化コラーゲンが配合されている洗顔フォームなんて、オーセルくらいしか見たことがありません。
アミノ酸洗浄成分だから、肌へのダメージが石鹸よりも少ないですね。
ジュクジュク対策と保湿対策を石鹸でってなると、
【赤のとち姫】
がおすすめ。
石鹸でできる範囲ですが、他のと比べるとやっぱりイイ。
あとは、お風呂で圧倒的な保湿ですね。
肌潤糖シリーズで入浴剤が出ました。
『みんなの肌潤セット』
肌潤糖の砂糖は白砂糖と違って、血中の糖度を上げたりすることが無いから安心です。
先に書きましたが、部分保湿はとても優れているので、セットで全身ケアすることで、肌がゴムのような感覚?になって痒みもメチャ減ります。
成分も変なものが入っていないし、香りも好き。
状態が落ち着いたら、オーセルの
ジェルクリームや
エッセンスセラムのような100%天然由来成分で保湿するのもアリです。
痒ければ飲み薬を処方してもらったりします。
湿疹がある場合は、今の治療での軟膏を塗ることも忘れずに。
私はスキンケアは保湿や殺菌対策といった補助的なもので、治療とは別と考えています。
肌の水分を減らさないためには、エアコンの風に当たらないとか直接的に乾燥しないこと。
コーヒーやビールなどの利尿作用がある飲み物を飲まないことです。
もちろん水分は多めに摂取するのがオススメで、天然水やルイボスティを私は多めに飲んでいます。
食事でもご飯をよく噛んで唾液の分泌量を増やすとか、部屋の湿度を調整するとかも有効ですね。
尋常じゃない乾燥肌になってしまって、そのままにしておくと強烈な痒みでボリボリ掻いてしまって皮膚をえぐってしまうのも時間の問題です。
そこから感染症を起こしてジュクジュクになり、服に汁や血がにじんで、気が付いたら部位が色素沈着して・・・。
頭皮ならボリボリ掻いて髪の毛も抜けてってなりますね。
アトピーを経験しているなら、このままだとどうなるのかわかりますよね?
ここで布団を変えてみようとか、酵素ドリンクを飲んでみようとかじゃないんです。
乾燥肌で自分の体がまったくコントロールできないなら、乾燥肌を何とかするのには保湿するしか無いと思いませんか?
それをやるのは今すぐなんです。
効果が1年後とかじゃ間に合わないし、それが期待するほどのものじゃなかった場合どうしますか?
だから知識が必要で、今何が必要なのかを瞬時に判断して行動して回避することが大切なんです。
正直な話、尋常じゃないくらい乾燥肌になると、落ち着かせるためには上の例ですとお金がかかります。
私は高給取りでもないので、かなり出費が痛いですね。
だからコントロールするし、コントロールできないで突発的になったときにピンポイントで使うわけです。
普段全部を使っているわけではありません。
使えればいいのですが、私のお小遣いでは無理ですね。
自分の体で、ここはこのくらいで大丈夫。
ここだけは譲れない。
そんな感じで、お金をかけるところを変えています。
私の場合は、顔と頭皮に重点を置いています。
髪の毛が無くなるのは嫌だし、顔は人に見せないとならないからです。
シャンプーや石鹸、それと保湿剤は私のとっておきです。
これとは別にサプリも使いますし、ドリンク系も飲むときもあります。
でも、症状が悪化しているときはそれだけに集中するので、効果がよくわからないものは使いません。
尋常じゃない乾燥肌だからもの凄く痒い。
だから保湿して殺菌して保護して痒みを減らす。
答えは簡単ですので、中途半端でずるずる使うのではなく、圧倒的に保湿しちゃえばコストは意外とかからないものですよ。
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